労働者死傷病報告の電子申請義務化について
2025年1月1日より、労働者死傷病報告の電子申請が義務化されます。これに先立ち、新しい報告フォーマットに関する重要な情報をお知らせいたします(001292236.pdf)。
主な変更点
1. 記入方法の変更
以下の項目が、自由記載からコード選択方式に変更されます:
- 事業の種類
- 被災者の職種
- 傷病名及び傷病部位
- 国籍・地域及び在留資格
2. 災害発生状況及び原因の記入欄
5つの項目に分割され、より詳細な記入が可能になります。
3. 発生状況の略図
手書きではなく、イラストや写真のデータ添付形式に変更されます。
新フォーマットの詳細
1. 事業の種類
日本標準産業分類から該当する細分類項目を選択。
例:製造業 > 食料品製造業 > 水産食料品製造業 > 水産缶詰・瓶詰製造業
2. 被災者の職種
日本標準職業分類から該当する小分類項目を選択。
例:生産工程従事者 > 製品製造・加工処理従事者(金属製品を除く) > 食料品製造従事者
3. 傷病名及び傷病部位
該当する項目を選択。
例: 傷病名:負傷 > 切断
傷病部位:頭部 > 鼻
4. 災害発生状況及び原因
5つの記入欄に分けて詳細を記入
5. 国籍・地域及び在留資格
該当する項目を選択
電子申請の方法
厚生労働省ポータルサイト「労働安全衛生法関係の届出・申請等帳票印刷に係る入力支援サービス」をご利用ください。
発生状況の略図は、手書きで作成した図を携帯電話等で撮影し、そのデータを添付することも可能です。