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作成日:2024/07/02
今後の短時間労働者の健康保険・厚生年金保険加入条件 企業規模撤廃の方向性?!

 2024年7月1日、「働き方の多様化を踏まえた被用者保険の適用の在り方に関する懇談会(第8回目)」が厚生労働省において開催され、「働き方の多様化を踏まえた被用者保険の適用の在り方に関する懇談会 議論の取りまとめ(案)」が資料として示されました。

 2024年10月には、週の所定労働時間が20時間以上等の要件を満たした短時間労働者が、社会保険に加入することとなる基準が、従業員数50人超の企業へ拡大することとなり(社会保険の適用拡大)、その後の更なる適用拡大がどうなるか注目されています。

 現在は、被用者保険における課題や対応について、社会保障審議会の医療保険部会や年金部会における検討に資するよう、有識者や労働者・使用者団体等からなる懇談会の段階でのとりまとめ案の段階のようです。
 
 先般、雇用保険の被保険者加入時間数が週10時間にまで引き下げられましたが、健康保険・厚生年金保険においても、加入ラインが引き下げられることは容易に想像がついておりましたが、その様な展開になりつつあります。
今後の検討に大いに影響があるものだと思いますので、引き続き、この情報を見ていく必要がありますね。